健康診断・特定検診
健康診断について
会社で毎年行う定期健診や特定健診等、ほとんどの健康診断を当院で行うことができますので、お問い合わせ下さい。
- 特定健康診断
- 肺がん検診
- 大腸がん検診※
- 前立腺がん検診
- 胃がん検診※
- 定期健康診断
- 雇用時健康診断
※胃がん検診には胃バリウム検査と胃カメラがありますが、当院ではバリウム検査ではなく、胃カメラ(経口ないしは経鼻)を行っております。バリウム検査はX線を使った影絵をみる検査ですが、内視鏡検査は直接胃の粘膜を観察できることから、小さな病変や何かの影になる部分の病変も見逃しにくく、精度の高い検査が可能です。被曝の心配もありません。
日本人に多い胃がんですが、腫瘍マーカーは早期の診断において有用性はさほど高くなく、内視鏡検査が確実な診断手段となっています。また、内視鏡検査では疑わしい部分の組織をその場で採取することができるので、がんであるかどうかの確定診断も可能です。
※大腸がん検診では便潜血検査を行います。2日間に分けて便を採取する「2日法」が一般的で、依然日本人の死亡上位である大腸がんの早期発見に非常に有用な検査です。自宅で検査ができ、身体への負担もありません。
大腸がん検診で便潜血陽性反応が出た方は、精密検査として大腸カメラが考慮されます。
予防接種について
当院では、様々な予防接種を行っています。
- インフルエンザワクチン
- 肺炎球菌ワクチン
- 帯状疱疹ワクチン※
- 麻疹・風疹ワクチン
- B型肺炎ワクチン
- 子宮頸がんワクチン
※これまで帯状疱疹の予防には生ワクチンが用いられていましたが、2020年より、新たに不活化ワクチンであるシングリックスが使用できるようになりました。帯状疱疹の予防効果は従来型の生ワクチンが50%程度なのに対して、シングリックスは90%以上と非常に効果が高いです。
また、従来のワクチンがウイルス活性を弱めた生ワクチンであるのに対し、シングリックスは病原性をなくしてあるウイルスの一部のみを使用した不活化ワクチンですので安全性も高く、免疫力が弱った方にも接種が可能です。
効果持続期間は弱毒生ワクチンが5年程度に対して、シングリックスは現時点で10年免疫が持続することがわかっています。
シングリックスは2ヶ月の期間をあけて2回接種する必要があり、値段も生ワクチンと比較して高価でもあるため、患者さんのニーズに合わせて選択いたします。