ED(勃起不全)
EDとは、勃起機能の低下した状態のことを指します。勃起しなくて困る、だけではなく、「勃起に時間がかかる」「途中で萎える」「満足のいく性行為ができない」という状態も当てはまります。EDには、加齢や生活習慣病といった病気によるもの(器質性ED)、ストレスなどの精神的な影響によるもの(心因性ED)に大きく分かれます。
当院では、以下3種類の治療薬を処方いたします。
バイアグラ(シルデナフィル)
世界的に最も有名なED治療薬で、国内でも1999年から発売開始されており豊富な実績があります。即効型と呼ばれるタイプで、内服すると30~60分で効果が発揮されます。持続時間は4時間ほどで、ピークは内服から1~2時間後です。
食後に内服すると薬の吸収が低下し効果が落ちますので、食前に内服することが推奨されています。後発品として、シルデナフィルがあります。
レビトラ(バルデナフィル)
国内ではバイアグラの次に2004年から発売開始されたED治療薬です。レビトラは内服から15分ほどで効果が発揮され、超即効型と呼ばれています。
持続時間も5~8時間と長いことも特徴です。食事の影響を受けにくく、食後に内服することもできますが、食前が最も効果を発揮します。
レビトラは2021年に販売が終了したため、後発品のバルデナフィルのみとなります。
シアリス
国内では3番目に登場した薬で、2007年から販売開始となりました。内服後30~60分で効果が発揮され、持続力は36時間とED治療薬の中でも最も持続力が高いと言えます。副作用が軽く、食事の影響を最も受けないこともあり、世界市場でシェア1位を誇る人気薬です。
バイアグラ1錠1500円、シアリス1錠1500円です。
なお自費診療の場合は別途初診料、再診料が必要です。
ED治療薬の副作用
ほてりや動機、目の充血、軽度の頭痛などが挙げられます。
こうした副作用は、ED治療薬の作用である血管の拡張が関係していることで生じます。
注意点
いずれも有効性は高く、重篤な副作用がほとんどない安全な治療薬です。
ただし、狭心症や心筋梗塞の治療などで硝酸薬を使用している場合や、重度の肝障害がある方は服用することができません。また、グレープフルーツと一緒に服用すると、薬の作用が大幅に増強したりと予期せぬ副作用の危険があります。常用薬がある場合や既往歴の有無は必ず医師に申告し、問題がないか確認をとりましょう。
